唐人駄馬遺跡

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高知県土佐清水市松尾

縄文早期(七千年程前)の?状耳飾が出土し、足摺半島最古の人類足跡を記したこの台地には、縄文前期(六千年程前)の疑似縄文土器片につづき、石斧、石錐、石鏃、スクレイパーなどを出土して、縄文早、前、中期及び弥生の土器片、有史時代の須恵器片と併せて、原始・古代の人々の生活がしのばれる。縄文前期頃には、海汀線は、今より十五〜二十米も高く縄文海進と呼ばれたこの時代峯づたいに狩りをして歩いた原始の人々は、冬も暖かく、南向きのなだらかな斜面陵丘の続くこの地に住居を定め、海辺に魚介を獲り、山野に猟をしたことでしょう、唐人石と呼ばれるひときわ高く巨大な花崗岩が積重なる岩群はその下に幾つもの空間をつくり出しているがこれは自然が原始の人々にあたえたビルでありもの見の塔であり坂塞でもあったのではなかろうか。弥生式土器の砕けや、猪囲と呼ぶ石垣の風化は時と人の生活の厳しさを語ってくれる。

(看板引用)

唐人駄馬遺跡

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