四万十市
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日本最後の清流
総延長196キロメートルの四万十川には、海水と淡水が交差する「汽水域」が9キロメートルもあります。清流の汽水域でしか採れない貴重な天然青のりは、四万十川産が国内の90%以上の生産量を誇り、しかも高品質。アユは汽水と淡水の境目で産卵し、日本最大級の川魚「アカメ」はこの汽水域に棲み2m以上にも成長します。伝統漁法を受け継ぐ川漁師の多くが汽水域に暮らすこともその豊かな恵みを象徴しています。清流のほとりに咲く四季折々の綺麗な花々。四万十市では菜の花まつりを皮切りに、「四万十花まつり」を開催しています。又土佐の小京都としても知られ、今から約500余年前、一條氏が応仁の乱をさけて京都から下向し、京都に擬えて造られた町並みは碁盤の目状に広がり祇園、京町、鴨川、東山などの地名があり「土佐の小京都」とよばれています。藩政時代には、山内一豊の弟・康豊が治め、後に3万石の中村藩が誕生しました。今なお一条時代、藩政時代の歴史の足跡が点在する四万十市。
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