四万十町

高知県の観光名所

高岡郡四万十町

幾つもの渓流や支流を集め、やがて四万十川はとうとうと流れていく。激しい蛇行を何度も何度も繰り返し、南から北へ、東から西へと、山々の間をぬけて縦横無尽にかけぬけていく。さまざまな自然の息吹に恵まれた中流域は窪川町、大正町、十和村が平成18年3月20日に合併して四万十町が誕生しました。川とふれあうアウトドアなどの施設が待っています。又高南台地区域は、田園風景が広がり仁井田米に代表される県内有数の穀倉地帯である。四万十川の上流に近いこの地域では、四万十川は比較的解放感のある高南大地を穏やかに流れ、下流域に比べて増水期の水の水量も少ない。このことから、四万十川は、本流に築かれた堰や水路によって、その豊かな清流が広大な水田に導かれ農地を潤すという、重要な役割を果たしてきた。灌漑における住民の苦難を物語るものとして、明治期に構築された水路の法師ノ越水路トンネルがある。又、高南台地の中心に位置する窪川市街地は、山内氏の家老が築城、土居館を構え、家臣を居住させると共に、家老・家臣・町人たちの生活物資調達のための商人町を造り、城下町を構成したのが始まりである。さらに窪川市街地は藩政期に城下街としてその基礎が形成された後、四国霊場第37番札所岩本寺の門前町として発展した。

四万十町

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