躱避②

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弾道

神ならぬ人間は、如何に精密に製作しても弾丸の重量は全部等量にはでき難い。火薬も何れの部分を採つても、全然等質なることは不可能である。気象状態は勿論変化する等で、同一の大砲で、同一射角、同種弾丸、同種等量の火薬を以て、同一點を照準して多数弾発射すれば、同一點には落ちないで某區域内に散布する。これ等の弾道を同時に考えると曲イン圓錐形となり、その軸心を通る一つの弾道を平均弾道、その到達する點を平均弾着點といふのである。

躱避

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