毒瓦斯の用法

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毒瓦斯の用法

放射攻撃と現地撒毒

毒瓦斯の用法を分けて見ると次の六種とならう。放射攻撃には放射罐を使用するもので、放射罐は通常散兵壕内または特に最前線に設けたる壕内に置き、ゴム管及び放射管で放射するもので、その方法は至って簡単なるものである。現地撒毒は持久性の瓦斯を以て、所望地域を汚毒し、敵の利用または通過を妨げんとするために行ふもので、各種の撒毒器材を以て地上に撒毒し、火砲等に依らないものである。欧州大戦後、佛國はモロッコ戦において、イペリットを毎平方メートル十瓦の現地撒毒を行ひ、モロッコ土匪軍を懊殺したと傳へられてゐる。

靑酸

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