旧山内家下屋敷長屋展示館

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高知市鷹匠町1丁目3番35号

この長屋の建つ敷地は、幕末に家臣七人の屋敷地を召し上げて前藩主山内容堂の下屋敷が設けられたところです。長屋についてのきろくはありませんが、その時建てられたものと思われます。下屋敷の敷地はもともと鏡川沿いの荒地でもあったところから、付近に散田の地名が残り、下屋敷は散田邸ともよばれていました。明治四(1871)年、高知城および城内の本邸を廃し、下屋敷は北面にも下屋敷・通用門が建立されて拡張整備され、山内家私邸となりました。第二次世界大戦後、その大部分は(株)三翠園の所有となりました。かつては主屋の一部が残っていましたが、火災で焼失しました。白蟻や地震・台風被害も相まって、長屋は倒壊が懸念され、一時は県外への移転も検討されましたが、高知城と共に現地で保存されることになりました。昭和53年(1978)年七月に長屋は高知市に譲渡され、同54年、国指定重要文化財となり、同55年には解体修理工事が行われ、同56年9月に完成しました。

営業:7:00〜17:00
休日:無休(展示品の整理のために臨時に休館することがあります。)
料金:無料

旧山内家下屋敷長屋展示館

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