参勤交代の道
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高知県安芸郡北川村
野根街道
土佐から江戸への参勤交代は浦戸から船によるもの、北山越えによるもの外、野根街道を通り、甲浦又は、阿波から船によるものの三とおりの方法があったようである。二代藩主忠義は、寛永二〇年(1643)四月九日浦戸出帆、十五日間を要して江戸に出ている。四代藩主豊昌は、延宝八年(1680)に海路を利用し、元禄元年(1688)には、次の日程によって野根山街道を通っている。
三月十日お城出発 赤岡泊り
十一日 安芸泊り
十二日 田野泊り
十三日 野根泊り(岩佐を経て)
二十二日 甲浦泊り滞在
二十六日 甲浦出帆
四月二日 大阪着
この日程の中で、野根、甲浦滞在はおそらく悪天候に災いされて、船出ができなかったものと思われる。
六代藩主豊隆は、享保三年(1718)に、立川街道(北山越え)を、伊予に抜け仁尾港から浦戸よりの廻船によって、中国路に渡っている。
(看板引用)
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