辷山北麓の含化石石灰岩塊
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高知県高知市丸の内1丁目2
高知市保護天然記念物
高知公園一体の地層は、秩父帯高岡層に属し、時代は、古生代ぺルム紀中世、すなわち、約2億2000万年前の海底堆積によるものである。辷山北麓の三叉路の真中に位置する石灰岩塊も、高岡層の1部であって、標準化石フリズナ(紡錘虫)を含む石灰岩質礫岩である。高知市内では当所だけで、しかも市の中心部に位置する高知公園の一廓を占めて、このような自然科学の天然標本の存在は貴重である。
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