潮江天満宮楼門
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高知県高知市天神町19
高知市保護有形文化財
明治32年(1899)8月高知県を襲った大暴風雨によって楼門は倒潰したが、同35年(1902)位置と向きを変えて現在地に再興したものといわれ、江戸末期の建築様式を現在に示すものである。楼門そのものも雄大豪壮でほとんど高知県に他に類例を見ないものであるが、とくに楼門を飾る彫刻が見事である。まず階上正面の中央に掲げた、土佐の名匠島村安孝の名作鳳凰翔舞の彫刻があげられる。さらに各柱頭あるいは虹梁の周囲を飾る神仙瑞祥の彫刻は、時の各工重九郎虎之丞その他の競作によってえられたものである。このように美術彫刻を取り入れた建築としては県下屈指のものである。
(看板引用)
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