はねはし

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刎橋(はねはし)

江戸時代中期の貞享四年(1687)に、新町境の横堀を江ノ口川へ本格的に掘り抜く工事が行われた。ここには新町や下地方面への生活用水のための底井流(用水路)があり、堀川に直接親柱を立てることができなかったため、両岸から大木を刎ね出して架橋するという特別な工法で翌年つくられた橋である。近代になり、改築された刎橋は「高知市史」(大正十五年刊行)によると、橋長が四十一尺(約十二メートル)、橋幅が十二尺九寸(約四メートル)となっている。

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