西外園(暫軒・長屋跡)
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岡山後楽園
綱政の時代にはこのあたりに管理にあたる奉行や実際の維持にたずさわる人々の長屋がありました。その後、綱政の子、継政の時代に川風の涼しさが歌に詠まれた「暫軒」や「御庭口御門」付近に「還故」ができ、藩主の憩いの場にもなりました。幕末の文久3年(18639の「御後園絵図」には、こうした建物の様子が残されています。明治17年(1884)、後楽園が岡山県に譲渡された後もこのあたり一帯は池田家の土地として残された「暫軒」や一部の長屋はそのまま使われていました。その後、天正8年(1919)に全面的に譲渡され、市民の憩いの場として西外園が整備されました。
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