二等巡洋艦 天龍

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主要目
排水量:3,230噸 速力:31.0節 備砲:14糎砲4門 8糎高角砲1門 魚雷發射管6門
起工:大正6年5月 竣工:大正8年11月 建造所:横須賀海軍工廠

全長134.11米、幅12.42米、平均吃水3.96米。
この艦の艦型を一見して思はせられることは、これが球磨以後の輕巡洋艦の元祖とも云ふべき型であると云ふことであるが、正しくさうである。しかしそれ以上に關心をもたされることは我が海軍の軍艦中その主燃料を石炭を廢して重油に變へた第一番艦であると云ふことがそれである。竣工後は度々水雷戦隊の旗艦として活躍したが、その頃麾下に持つたのは概ね速力30節の二等驅逐艦であつた。現在のやうに大型、特型の驅逐艦が出現し、二等驅逐艦が聯合艦隊から姿を消してからは水雷戦隊の旗艦も5,000噸級に譲つてしまつた。昭和10年度は呉鎮守府の警備戦隊旗艦として就役してゐる。

二等巡洋艦 天龍

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