一等駆逐艦 松風

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主要目
排水量:1,270噸 速力:34節 備砲:12糎砲4門 魚雷發射管6門
起工:大正11年12月 竣工:大正13年4月 建造所:舞鶴工作部

松風は春風と同型艦、これはその中央部を大寫しにしたものである。これ等の驅逐艦が搭載してゐる12糎砲と云ふのは大砲の中でも小口徑砲と云ひ所謂速射砲である。4門の備砲はこの寫眞の前端にその砲尾だけ見せてゐるのが一番砲、二番煙突の前方にてボートの艇尾に砲の楯と砲身を少し見せてゐるのが二番砲、後檣の根元の前後に見えるのが三番砲と四番砲、何れも首尾線上に据ゑられてゐるから何れも左右兩舷の戦闘に即應出來るわけである。魚形水雷發射管の6門は艦橋(ブリツヂ)の前下方に1基。三番砲の前方下の甲板に2基。合せて3基でこれが2聯装式になつてゐるから6門となる。その他艦橋附近など注意して見れば幾多教へられるものがあるだらう。この艦も昭和10年度は春風と同様聯合艦隊の第一航空戦隊に附屬して艦隊任務に服してゐる。

一等驅逐艦 春風 

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