二等駆逐艦 桃

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主要目
排水量:755噸 速力:31,5節 備砲:12糎砲3門 魚雷發射管6門
起工:大正5年2月 竣工:大正5年12月 建造所:佐世保海軍工廠

二等駆逐艦桃は現在我が海軍の有する二等駆逐艦の最古のもので全長83.82米、幅7.72米、平均吃水2.36米。竣工すると間もなく地中海方面に出勤した。恰も世界大戦の酣なる頃であり、彼の獨逸潜水艦が特に地中海方面に於て猛威を逞しうしつつあつた際とて、我が海軍より選ばれて獨逸潜水艦狩に出掛けたのである。僚艦の「柳」「樫」「檜」それに今は巳に艦籍から除かれた「榊」など共に聯合國艦船の中にあつて堂々數多の偉勲を奏した思出の駆逐艦である。大戦後は主として支那沿岸の居留民保護その他の重任に當つた。この寫眞に見る白塗の姿も支那沿岸方面に於て永くその重任についた頃の思出を語るものである。

二等驅逐艦 桃 

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