獨逸の長射程砲

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かの欧州大戦のときどこからとも知れず素晴らしい巨弾が巴里の市民を恐怖幕に包んだ。1918年3月23日の朝・晴れ渡った空には一抹の雲もないしまた第一弾直後の調査で一敵機をも探し得ず敵機の空襲でなかったこともわかった。果然それは巴里から八十里余りを隔てた西部戦線独軍陣地の長射程砲よりの砲撃であった。八十里といえば東京から静岡に近い処までの距離で実に驚異すべき射程である。この実物は戦時中独軍の破壊することとなり真相は隠されたが戦後発表されたものによると砲身長三十六メートル、口径二十一センチ、弾丸の重量一二○キログラムと称されている。

獨逸の長射程砲

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