楠正興尚徳の碑

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高知城

医師楠正興。先祖はその昔芸郡に下った楠正成の會孫正盛を祖とし、町氏と称して長岡郡久礼田村(南国市)で医を業とした。正興は日野・華岡の二氏に学び、更に西洋医術に基づく内科・産科医の奥義を究めて帰国したので、治療を乞う者はその門に満ちたと伝える。十五代藩主山内容堂公の侍医に迎えられ、士席に編入された。明治元年(1868)容堂公が大病にかかった時、一身を賭けて治療にあたり、治癒させたので、容堂公の信頼厚く常に随従した。在職数年で土佐に帰り、故郷で診療、のち追手筋に楠病院を開業した。親切に患者に接して親のごとく慕われ、後進の指導にも熱心に取り組み、門下生は270人にも及んだ。明治20年(1887)7月17日没。59歳。
(看板引用)

楠正興尚徳の碑

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