杉の段

高知県の観光名所

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高知城

かつて杉の巨木が沢山あったのでこの名がある。北の部分には塗師部屋があり、また長崎から求めてきた舶来品を入れる長崎蔵があった。二の丸へ上る道の南側に残る井戸は、深さ約18メートルあり、記録にある城内14の井戸のうちで最も水質が良かったので、毎日午前10時・正午・午後4時の3回この井戸水を汲み、藩主の住む二の丸御殿に運んだという。この段を北に回った部分には重要書類などを保管する証文蔵が離れて建てられており、南には鐘撞堂などのある太鼓丸があった。城内の林にはタヌキ・うさぎ・いのしし・あらいぐまなどの動物がいたと記録されている。杉の段には国学者で「万葉集古義」を著わした鹿持雅澄(1791〜1858)の愛妻の碑、高知県の水力発電に功績のあった清水源井(1860〜1924)記念碑、明治初期の医師であった星野秀太郎(1859〜88)・楠正興(1829〜87)・岡村景楼(1835〜1890)の記念碑、浜田波静(1870〜1923)の句碑、山内一豊の妻の銅像などがある。
(看板引用)

杉の段

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