まつよひぐさ

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従来の多年生草木にして時に庭園に植えて觀賞に供すれども今は原野川原海邊等に自生するものを見る、莖高さ二三尺、葉は線?披針形にして微小の微鋸歯を有し毎葉腋一花を出す、花は無柄にして、緑萼四片黄色の花瓣四個を有し雄蕋八個雌蕋一個、柱頭四分し子房は下位なり、此花は日没後開き日出後漸く色變じて凋萎す、夏時花なり、繁殖力極めて盛なるものなり。

まつよひぐさ

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