水路遺構

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高知城

高知は、雨の多い土地柄であり、高知城には排水のための様々な工夫が見られる。この水路遺構は、三の丸に降った雨水を集めて2ヵ所の石樋から排水することにより、石垣内部に泥水が入り目詰まりによるゆるみが生じないよう設けられたものと考えられる。水路は、側板、蓋石で構成されており、主に砂岩が使用されている。底部は、三和土(タタキ)で塗込められている。蓋石を外せば、清掃が容易にできる構造となっており、土砂の流入を防ぎつつ、維持管理を可能なものとしている。大雨が降った際には、石樋の先端から水が放出されたものと考えられる。石樋先端部は、折れており側板も一部欠損している。石樋部の底石には、側板を立てるための加工が施されている。

水路遺構

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