千尋岬の化石漣痕
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土佐清水市三崎
波や風の影響で水中のたい積物の表面につくられた凸凹がそのまま地層の成層面の上に残されたものを化石漣痕といい、一般に粒度のそろった砂質のたい積物の表面に生じ易い。土佐清水市浦尻から西の古第三系の砂岩の地層面には至る所に見られ特に千尋岬・竜串を中心とする三崎層には非常に多い。なかでも千尋岬先端の朴海岸には90枚以上も確認されており、この付近一帯は漣痕のできる好条件を備えているといえる。昭和50年の台風5号による波食でかなりの損壊があった。
(文化財書引用)
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