燈籠C

高知県の観光名所

トップページ高知県の観光>山内神社>燈籠C

山内神社

高知県高知市

この燈籠は、明治四年(1871)四月に寄進されたことが、刻まれた日付から確認できます。寄進したのは、御親兵第一大隊第四小隊の隊員達です。明治政府は、政治基盤を固めるために廃藩置県を断行します。これには諸藩からの反発が予想されたため、政府は御親兵による軍事力の強化をはかります。明治四年一月、大久保利通・西郷隆盛・木戸孝允が来高し、高知藩知事山内豊範に御親兵の献上を説きました。豊範はこれに同意し、二月には御親兵献上のための隊編制が行われ、六月に上京、この軍事力を背景に、七月十四日、廃藩置県令が発せられました。御親兵第一大隊第四小隊の隊員は、郷里を離れ上京する前に燈籠を寄進したことになります。命がけの任務につくにあたって、無事任務を果たすことや家族の安全等を、祭神である歴代藩主に祈ったことが想像されます。
(看板引用)

燈籠C

高知県の観光へ戻る  ジャンル別高知県の観光へ戻る