美良布神社の銅鐸
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美良布神社の銅鐸は土佐にては神代以前のものにして龍宮の釣鐘と称せられているが大小二体ある小なる銅鐸は下図に示す如くであるが大なる銅鐸と鋳造の方法も品質も大差ない。只其の異る点は上部の扁平な握手に相当する部分の模様が小なる銅鐸には渦巻の連続模様が第一図の如くあるが大なるものにはその渦巻連続模様がない。この銅鐸につき調査してみれば全体の高さ二尺二寸八分あって胴の底面の直径は九寸五分あり胴の頂面の直径は五寸八分、厚さは一分五厘で重量は二貫六百匁ある。
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