行基開基国分寺B

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寺院建築

空海は元讃岐國多度郡屏風浦に生まれ年十五歳にして奈良の京に入り虚空蔵の法を受け大学を遊び尚書左傳等を読み博く經史を賢専ら佛經を好み年十八歳にして三教指歸三巻を著はし佛、儒、道の教を論ず、又阿波の大瀧嶽に上りて修業し或は土佐室戸岬に於いて求聞持の行を勤念する為め室戸に留ること六十餘日であって法性の室戸と聞けど我住めば有為の波風立たぬ日ぞなきの歌を得たかくして尚求聞持の法を修養しつつ四国全部の山川を跋渉して中国に渡った延喜十四年東大寺戎壇院にて具足戒を受け延暦廿三年十二月遺唐使に従ひて入唐し橘逸勢と共に唐に留まりて惠果阿闇梨につき胎蔵界、金剛界の教理を究め阿闇梨の位を受く大同元年我遺唐使に従ひて彼土を發し鎭西に帰省し暫く観世音寺に止住す。

行基開基国分寺

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