四国霊場札所A

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霊場札所の美術

土佐に地方として比較的美術の多きは全くこの二碩僧の遺業に依るものである。空海多芸にして行くとしてならざるなく嵯峨天皇、橘逸勢と共に書道の三筆と謂はれ又高野山の伽藍營造に際しては佛教にて唱ふる涅盤經四句の偈なる「諸行無常、是生滅法、生滅滅巳、寂滅爲樂」を伊呂波歌に改作して平易に人生歸趣の要諦を教へ博學多識文學諸藝に通達せること古今に冠絶しているが更に絵画彫刻に巧みであった。其の人格の高さと学問の深さと信仰の篤さとが自ら其の画と彫刻に氣韻となって現はれて観る者をして覺えず敬虔の心を動かさしめる之を妙絶の~品と称するも過言でない。

四国霊場札所@

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