東川村長谷寺

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第三章武家美術時代

第二節建築

長谷寺は香美郡東川村羽尾の槇寺に在る當國著名の古刹である。眞牧山平等院長谷寺と稱して臨濟宗にして本尊は十ー面觀世音である。當寺は神亀四年聖武天皇の勅願にょつて行基の草創に係り往時は隆盛なりしも應仁以後衰退せしが德川時代に入り貞享ニ年僧如珊が之を再建し爾來法燈を傳へて明治四年に至り廢寺となり僅に本堂を觀音堂として存置せしが十六年再興し今日に及んだもので 近年仁王門鐘樓、通夜堂等を再建し厳然して偉觀を呈してゐる、本堂や客殿の配置や仁王門、鐘樓、通夜堂につきては明治時代以後の建築であるから後章に述べ、本堂ど容殿とにつきて次に之れ を述べる。

本堂

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