佐川町青源寺本堂

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第三章武家美術時代

第二節建築

靑源寺は佐川の家老深尾氏の菩提寺である。臨濟宗にして本尊は釈迦如来、慶長八年遠州掛川長連寺住職丈林が藩主山內一豊の招に應じて土佐に來り佐川の領主深尾和泉の請に依つて青源寺の開山となつて山內家ょり寺領五十石深尾家ょり二十石を與へられた。元和年中に住僧南海は能書に長じ後 水尾天皇に書道臨本を奉り紫衣の勅許を蒙つた事蹟がある、本殿は明和三年五月に大工馬場岩左衛 門橡藤原元吉の建立する所で屋根は人母屋造、瓦葺、桁行十間、梁間六間で東向の玄間をつけてある、正面には梅鉢の紋章を透彫とせし懸魚があつて破風は本破風である。

本堂

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