比島龍乗院

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第三章武家美術時代

第二節建築

龍乘院は高知市山田町の東方約十町餘の比島山南麓にある。天臺宗にて本尊は元三大師にて日讃の開基である。初め慶長六年山內一豊潮江山に創建せしが寬文九年ニ代忠義の墓を定むるに及び比島に移す、日讃は常陸の人、壯年叡山に登りて天台の奧義を極め日蓮宗に轉ず、遠州掛川にて一豐の 護持僧となり土佐に來り當山を開基した、奇傑の僧にて元和元年大坂陣の時に和談の使者に選ばれ 城中に入り眞田幸村と對談せしことがある、寬永八年寂し墓は比島山上にある。

本堂

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