繪馬

トップページ高知県の観光高知県の美術第三章武家美術時代>繪馬

第三章武家美術時代

第二節建築

二、神社建築

山內忠義公の寄進になつてをるが筆勢卓勁にして構圖非凡である、今ょり約ニ百七十餘年前の極彩色の繪馬の色彩が脫落せず依然として存してをる。長さ四尺五寸、橫四尺八寸五分寄附者慶安三年寅正月土佐國主山內忠義の銘があることは社殿の舊記に存する。拜殿内の多數の繪馬の內にて稍々ょきものは繪所預從四位下土佐守光孚筆の白馬の圖がある、天保十年十一月の銘が入つてをる。享保年間在銘の松衬仲素筆の孔明、友竹齋美高筆の曾我五郎の圖等は稍々見るべきものである。

本殿

本殿

トップページへ戻る  高知県の観光へ戻る 
高知県の美術へ戻る