神谷村天岩門別安國玉主天神社本殿
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第三章武家美術時代
第二節建築
二、神社建築
本殿は元文三年九月十八日に改築せしものにて桁行一間梁間五尺流れ造の枌葺にて向拜は桁行ー間奥行三尺である、屋根裏は地垂木の外方に飛檐垂木を出し繁垂木にて柱頭は大斗と舟肘木に木鼻を附く三面に椽を繞らし向拜柱はニ本にて柱頭の斗拱は一手先となり虹梁の面には唐草模樣を刻しその上に三柏葉の紋の彫刻あり、拳鼻は象にて向拜柱と本殿は海老虹梁にて繫いである。當社は本年度より明年度にかけて境内を新に埋立て擴張し社殿も增築せんと計劃してをるから完成の上は面目を一新することであらう。
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