窪川町高岡神社第五の宮森の宮

トップページ高知県の観光高知県の美術第三章武家美術時代>窪川町高岡神社第五の宮森の宮

第三章武家美術時代

第二節建築

二、神社建築

第五の宮なる森の宮の本殿は天保六年六月吉日大工頭岡岩右衛門、棟梁大工御扶持人鐵彌、重平の手腕によつて造立せられてゐる。本殿は銅板葺の流れ造にて桁行ニ間一尺五寸梁間ー間ー尺ありて侧而の流れ破風には懸魚の內下方に瓶束ありてその下に三柏葉の紋の蛙股を用い、柱頭は斗拱が一手先にて海老虹梁にて向拜柱と本殿を繫いである、桁鼻隱には雲、牡丹、梅等を用ゆ、屋根裏は地垂木の外方に飛檐垂木を出し三面に椽を繞らし欄干を設け寶珠柱を立て脇障子を施してある、正面の向拜の柱頭は斗組がー手先にて虹梁の上に雲の蛙股ありて中央に三桕葉の彫刻を用いその虹梁の 拳鼻は雲形に刳つてある。

須崎町八幡宮

トップページへ戻る  高知県の観光へ戻る 
高知県の美術へ戻る