掛川神社
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第三章武家美術時代
第二節建築
二、神社建築
掛川神社は土佐郡一宮村山薊野の陽貴山にある、老樹鬱蒼として茂り神靈の神々しさを感せしめる祭神は大國主尊で寬永十八年遠州掛川天王山より勸請した、山內忠義公の産土神となつてをるのて歴代藩主の尊敬深く初めは雨部であつて名僧日讃が開基したもので見寵院國淸寺を置き東照宮を齎き祭つた、現今の建物は元の掛川神社を取除き後方に祭つてあつた東照宮を移して建てたもので、この東照宮の建物は山內豊雍公の時の建築にて約百廿餘年を經過してをる、現今の處に移して廿餘
年を經た。
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