久禮田村殖田神社本殿

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第三章武家美術時代

第二節建築

二、神社建築

本殿は大正十五年を距る百三十年以前寬政八年六月二十五日の建築にて現存せるものにて枌葺の流れ造りである、桁行一間梁間一間半にて流れ破風の上部に懸魚ありてその內下方に大瓶束ありて結綿を下部に刻し左右には菊の笈形がある、屋根裏は地垂木の外方に飛檐垂木を出し繁垂木とし柱頭はニ手先の斗拱にて斗間に獅子と牡丹との透彫を施し脇障子には桐と鳳凰の彫刻がある、三面に緣 を附け欄干を繞らしてある、向拜の部分は桁を受けるに繪樣肘木にて受け柱頭の斗拱は一手先にて虹梁の上の蛙股は正面に三柏葉の紋にて虹梁左右の拳鼻は龍である。繋虹梁にて向拜柱と本殿を結 んである。

須崎町八幡宮

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