野市町野々宮神社本殿
トップページ>高知県の観光>高知県の美術>第三章武家美術時代>野市町野々宮神社本殿
第三章武家美術時代
第二節建築
二、神社建築
本殿の現存せる建築は嘉永五年四月の改築にて大エ頭梁は竹之內佐右衛である、その構造は柿葺の 入母屋造にて桁行三尺梁間一間にて正面に千鳥破風を現はしその下方に桁行五尺、奥行一尺五寸の 向拜つけてある。屋根裏は地垂木の外に飛檐木を出し柱頭はニ手先にて尾垂木を出して雅致を添 へてをる、斗間の蛙股は優秀にて波形である。正面の向拜の斗組は三つ斗にて木鼻がついてをり、 虹梁の上の彫刻は龍に雲となり、その拳鼻も龍にて手挾は雲となつをる。椽を繞らし櫊干をつけ、 逆蓮の束柱と寶珠柱とを用いてある。
