馬上村御林神社
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第三章武家美術時代
第二節建築
二、神社建築
馬上村の御林神社は同村の東端に鎭座し、和食の松原を東西に通せる街道の北方十五町の處にある 祭神は天忍穗別命、饒速日命でその創建年代は不詳であるが、慶長年間より御林神社と稱す慶長十ニ年丁未九月十八日再建の楝札がある、元香美郡東川鎭座の天忍穗別神を勤請せしものの如くである。境內には赤野村の大元神社の如く杉の美林があつて巨杉亭々として空に聳えて神德の崇高なることを啓示してゐる、社殿は南面し石の階段を登つて拜殿に達することとなつてゐる。
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