鷺の間

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第三章武家美術時代

第二節建築

二、城郭建築

此室の南は通りの間にて更に南は築山が東より續き北側には御寢所即ち奥の間にて西に床と違棚とが設けられ花鳥の裝飾畫が描かれ、その床 の西隣は御鷺の間にて北は芙蓉の間となり、更に北側には御湯殿が設けられその北は緣を隔てて中 庭となり御諚ロに續いてゐた。