竹林寺半鐘

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第三章武家美術時代

第五節美術工芸

此の時代に於ける美術工藝品の今日に傳はれるものは、主として金属製の古鏡、刀剣、鐔、古鏡、鍔ロ、陶器、古代塗等である。これより古鏡を始め前述のものにつき逐次に基きてその特色と構造を述べて見やう。

四、古鏡と鰐口

當代に於ける古鐘と鰐口につきては各々社寺の條に記してあるが更に年代に從ひて列擧すれば。

その當時代にて最古のものは弘安年間のものにて、弘安七年二月廿五日の銘ある半鐘が吾臺山竹林寺の文珠堂に藏せらるる、其銘は『土州五臺山、五岳靑山、添千峰之色海中靈崛似蓬萊洞歟、 我願云滿、令一切象生同成佛道于時弘安第七甲申二月廿五日、鑄之、大願主法橋上人位圓家、大工左馬允紀盛忠、』としてあつて古色蒼然として將來國寶に指定せらるる價値がある。

美術工芸

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