明治維新の土佐と美術の勃興

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第四章庶民美術時代

第一節時代の大勢

蓋し土佐人は辯論に長じ革命を唱へ新奇を好み進取的精神が旺盛である、然れば明治維新に當りては天下に率先して大義を唱へ開國進取論を高唱カ說し王政維新の大業を完成し智識を世界に求めて我國萬般の制度の創業に貢献して居る、即ち藩主山內容堂は後藤象次郞を使として德川幕府に大政 を奉還せしめ、坂本龍馬は日本海軍の創始者となり、板烜退助は自由民權の鼻祖と仰がれ英傑雲の如く維新の三雄藩として當代に活躍せしは之れ全く土佐人がその才能を此の時勢に邂逅して發露したものである。

美術工芸

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