米陸海軍機
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標識は常に一定のものでなく随時変更する。最近では上円の如き標識を用いているが、何時また新しい標識に代へられるか知れぬ。陸海軍機共に両翼の上下両面と胴体の両側についているが、機によっては片翼のみの場合もある。尾翼は標識なし。色彩は円の黒の部分が青色である。
米国陸海軍機制式記号の読み方
(陸軍機)
P(戦闘機):Pはパーシュト(追撃機)の略
B(爆撃機):Bはボンバーの略
A(攻撃機):Aはアタック・ボンバーの略
C(輸送機):Cはカーゴの略
O(偵察機):Oはオブザーバーの略
T(練習機):Tはトレーナーの略
「例」P38E型(ライトニング)はロックヒード会社製戦闘機で、38は製式番号、Eはその第五回目の改造型なることを示す。
(ライトニング)は通称名で、わが爆撃機、戦闘機の「呑龍」「鐘道」と名付けたと同様の意味である。
(海軍機)
F(戦闘機):Fはファイターの略
PB(哨戒爆撃機):Pはパトロール、Bはボンバーの略
SB(偵察爆撃機):Sはスカウト、Bはボンバーの略
TB(雷撃爆撃機):Tはトーピードー、Bはボンバーの略
「例」F4U−1型(コルセア)はヴォート・シコルスキー会社製で、Fは戦闘機を現し、Uは会社名を現す。4は製式番号で、1は最初の型を示す。
(コルセア)は通称名である。
(会社名の符号)
A:ブリュスター B:ボーイング C:カーチス D:ダグラス F:グラマン J:ノース・アメリカン
L:ベル M:マーチン O:ロッキード T:ノースロップ U:ヴォート・シコルスキー Y:コンソリデーテッド
なお陸海軍を通じて冠稍の「X]は試作機「Y]は試験中なることを現す。