戦争と日本

トップページ>高知県の観光>戦争と日本
戦争というものは国と国との間に争いが起こり、外交上の折衝や議論で解決が出来ない場合に、遂に武力に訴えて相手国を屈服さす行為であるから、戦争に勝つためには、敵を圧倒屈服するだけの、武力を持っていなければならない。武力には精神的と物質的との二大要素がある。精神的に於いては義勇奉公の崇高なる精神と訓練とを数えべく、物質的に於いては兵器の精鋭とこの精鋭なる兵器を十分に備えて居ることが大切である。換言すれば義勇奉公の精神に満ち精鋭なる兵器を以て完全に装備し、十分に訓練されたる軍隊を有することが戦争に勝つ要訣である。


