戦艦 大和(やまと)
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主要目
排水量:64.000噸 速力:27.0節 主砲46糎砲9門 副砲:15.5糎砲12門 12.7糎高角砲12門
機銃:25粍3連ー8基 13粍連装ー2基 起工昭和12年11月4日 竣工:昭和16年12月16日 建造所 呉工廠
長さ244米 幅36.9米 吃水10.4米 馬力150,000 カタパルト4基 汽缶:艦本式12個 軸:4軸
沈没日時:昭和二十年四月七日十四時十七分 沈没原因:艦載機の大空襲による爆撃
さしもの巨戦艦も、竣工後僅に三年数か月の寿命であっけなく海底の藻屑となったが、その間特筆すべき戦効もなく、18吋の砲撃によって一隻の敵艦も轟沈し得なかったのはなんたる事だと云いたい。如何に造船技術は我が国の最高水準を本艦によって誇示した処で、就役後その指揮官の巧拙、乗員訓練の良否、搭載公器の精度等が重大な関係をもって艦の運命を左右するものである。もっとも出撃したくとも、この大艦を充分に活動させるほどの燃料も不足していたのでは致し方ないが、これも瀬戸内海で最後の出撃前に沈没すれば、戦後の引き上げも可能であり、スクラップとして、一部兵器の再使用も出来たであろう。