一等驅逐艦 クレセント
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主要目
排水量:1,375噸 速力:35.5節 備砲12糎砲4門 8糎高角砲1門 小砲5門
魚雷發射管8門(53糎4聯装) 1931年9月進水 建造所 ヴイツカース・アームストロング會社
全長96.63米、幅10.05米、平均吃水2.68米、35.5節の全速力に於ける軸馬力36,000馬力。重油搭載量380噸。同型艦に「クルセイダー」「コメット」「シグネット」の3隻があり、艦型要目すべて同一である。「クルセイダー」と「コメツト」の2艦は1931年9月ポーツマス海軍工廠にて進水し、「シグネツト」と「クレセント」の2艦はヴイツカース・アームストロング會社にて同年同月進水したものである。これ等驅逐艦を見て感じさせられるのは、英國も米國同様他の列強のものに對して劣るとも勝つてはゐないと云ふことである。十割海軍の誇りの裏に潜む小艦艇充實雖の暴露とでも云ふべきか。尚英國海軍がロンドン條約で得た驅逐艦の保有量は合計150,000噸である。