勇敢なる喇叭手B

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帝國軍事研究會

勇敢なる喇叭手B

されど最後の一聲の  響は絶えて事もなく
月影暗き軍営に    過ぎし戰を語る時
敵の砦を陥入れ

聞け勝閧の音高く  汝が任務終りたり
汝が喇叭に進てし  勇士の城を乗り取りて
いざ別れなん其前に

喇叭を擧げて今一度  凱歌の曲を奏せずや
別れの曲を奏せずや  最後の息こめて
枯野のあたり秋立て

野風にさわぐ旗すすき  永き恨みや隠すらん
暁深く今も尚ほ     汝しが喇叭は響くなり
實に日の本の山櫻

残す誉の名ぞ高し  身は凸國の野に死すも
永く止めなん丈夫よ  名は白~の源次郎
名は白~の源次郎
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