作禮山 仙遊寺
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四国霊場第五十八番札所(古義眞言宗)
作禮山 仙遊寺(されいざん せんゆうじ)千光院
御本尊:千手千眼観世音菩薩
脇士:二十八武將(運慶の作と傅ふ)
御詠歌:立寄りて 作禮の堂に 休みつつ 六字を稱へ 経を讀むべし
所在地:愛媛県今治市玉川町別所甲483
縁起:當山は人皇第三十八代天智天皇の勅を奉じ、國守越智守興公の開基にして、本尊千手観世音像は天皇の守護佛だと傅へられ、又一節には龍宮より傅はり、毎夜龍宮より燈明を献じたと云ふ。又當山には昔、阿坊仙人と云へる者、四十年間、讀經法務を見られ、人皇四十四代元正天皇の養老二年四月八日、天雲の如く忽然として姿を消すと言はる。後弘法大師四國巡錫の砌り御再興になり佐禮山、千光院、仙遊寺と號し、四國霊場とせられた名刹なり。當時、大師は諸病に苦める衆人を此處より出づる水にて御加持をして病気を平癒せしめたと云ふ由緒あり、今も尚盡きる事なく、廣く霊水として尊ばれてゐる。本堂は二重屋根で上層は草屋根にして、珍しい建築である。
仙遊寺本堂

仙遊寺大師堂

仙遊寺山門

