上海陸戦隊の奮戦

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(上海事変)

藍澤司令官の報告の一節

藍澤第一遣外艦隊司令官より上海事件に關し發生當初より一月ニ十九日までの狀況の報告中、「事件發生事の狀況」に於いては左の如くである。在留邦人生命財産保護の爲め、陸戦隊は工部局が戒厳を布告したる際實施すべき列國駐屯軍共同防備計畫に基き、日本側擔任區域たる北四川路の東西兩側に對し、ニ十九日午前零時敵もし攻撃に出でざる時は我は進んで攻撃行動をとるべからざる命令のもとに配備を開始せるところ、東側地區は無事なりしも、西側地區に於ては虬江路及び閘北支那街に通ずる街路に陸戦隊が顔を出すや否や、支那側は突如射撃を開始せるを以て、我軍は自衛上應戦し、ここに交戦狀態に入れり。

上海陸戦隊の奮戦

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