ハワイ海戦

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(大東亜戦争)

世界を驚倒させたハワイ奇襲

十二月八日未明帝国海軍は暴戻米国打倒のため敵が金城鐡壁とたのむハワイに對し、敵の全く豫想せざる奇襲の快挙に決然として出でた。我が空襲の行はれたのは朝の八時前後であったが、數日前からハワイ方面は相當の暴風雨であつて敵は油断してゐた。この暴風こそ我にとつては天佑であり、神助であつたのである。我が海軍部隊は二つの大編隊を以て奇襲を敢行したのであるが、一隊は空中魚雷を持ち、一隊は強力なる爆弾をもつて真珠湾内の敵艦隊と附近の飛行場及び軍事施設を片端から爆碎した。それに特筆すべきは、捨身報國の權化、隠れたる新兵器、特殊潜航艇の猛勇果敢なる攻撃であつた。その戦果たるや實に世界戦史上稀に見る所のものであつて、全世界をして驚倒せしめたのである。かくして米太平洋艦隊は一日にして潰滅し、實質上米国全海軍の實力は半減以下に低下することとなり、米国の東洋制覇の野望はここに敢へなく潰へ去り、太平洋の新しき歴史の一頁を飾る大金字塔は打ち樹てられたのである。畏くも、大元帥陛下には同月十日聯合艦隊司令長官に對し優渥なる勅語を賜った。

勅語
聯合艦隊ハ開戦劈頭善謀勇戦布哇方面ノ敵艦隊及航空兵力ヲ撃破シ偉功ヲ奏セリ朕深ク之ヲ嘉賞ス將兵益々奮勵シテ前途ノ大成ヲ期セヨ

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