駐退複座機の構造
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火砲を發射すると火樂瓦斯は弾丸を推進するのと同時に、砲身を後方に押す作用をなすものである。小銃を發射した時の反動が卽ち之である。火砲は弾丸の重量が大であるから反動も頗る大である。一例を示すと口径が僅か七糎半程度の火砲で、六瓩五百瓦位の弾丸を、毎秒六百米位の初速で発射した場合であつてさへ、砲身を自由に後方に動き得るやうにして置くと、重量四百瓩位の砲身が弾丸が射出せらるるのと同時毎秒十二米位の速度で後方に運動する程度である。
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