駐退複座機の構造②
高知県の観光
>
戦争と日本
>
軍艦集
>駐退複座機の構造②
此樣な反動をその砲架に受けるものとすれば、砲架は非常に頑丈なものにしなければならぬ故重量が非常に增大する。それ許りでなく各部が衰損し易い。この反動を拔く裝置が卽ち駐退機である。駐退機は砲身と砲 架の間に裝して、砲身を或る一定の距離だけ後坐するやうにし、その間に運動の「エネルギー」を他のものに變じて消散させて了ふ装置で、現今は一般に水壓駐退機を用ひてゐる。
高知県の観光へ戻る
戦争と日本へ戻る
昭和初期の兵器へ戻る