標準具と発射法③

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投下爆弾と投下具

今其方法の一例を述べよう。速度を測るにはt時間内に飛行機がAからA´の位置に進んだとし、A´Aの鉛直下を夫々BCとすれば、BC/tが即ち速度となる。今ABは高度であるから、高度計で既知である。依ってBC/ABを任意の比、例えば3/2になるやうにαの角を決める。即tanα=3/2なるα角を鉛直線に對して前方にとり、其方向線内にC點を認めた瞬間、秒時計、秒時計を動かし始め、飛行機がA´點即ちC點の真上に来た時之を止めれば高度の二分の一の距離を何秒で通過したといふ事がわかるので、豫め表を作つて置いて直に計算をしないでも速度を読み得るやうにして置く。

標準具と発射法③

標準具と発射法③

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