無線通信機の装備

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軍用機の装備

無線通信機は小型飛行機では、同乗者席内適当の處に、大型飛行機では普通通信室が設備せられ其中に装置し、空中線は適当の位置から重錘を附したるものを垂下し、電源たる発電機は外部適宣の場所に、また蓄電池類は適当の餘積におく。無線通信器械の一例は写真に示す通りである。勿論電信、電話共にきくものである。また通信の補助として信号拳銃を使用する。これは座席内適当の處におき必要の時取出して使用する。信号弾には種々の色の煙や火の出る小花火のやうなものがある。その他通信文を投下するため通信筒を持ってゐる。其他座席内には地図枠、機関銃弾倉、写真乾板倉等雑多のものを夫々収容できるやうにしてある。

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