航空用機関銃

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航空用機関銃の特徴

航空用機関銃の地上用のものと異なる處は、第一飛行のため常に風があたるので、銃身冷却の装置がいらない事、第二、固定機関銃ではプロペラの回転に発射を連繋させる事、第三、彼我の飛行機は非常な速度で動いているため、照準器に差がある事等であるが、現在のものは地上部隊のものより口径が稍々大きいものを使用してゐる。そして航空用としては特に空中において風壓を受けつつも瞬時に逸する目標を射撃できる様に操用が便でなくてはならず、また彼我共に移動が早いので、短時間になるべく多く発射のできるやうに発射の速度が甚大でなければならない。その他空中で機関銃に故障を生ずれば中々直すれば困難であるから、故障の少ない事が必要である。

航空用機関銃

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